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大阪・関西万博「ジュニアSDGsキャンプ」「理科がわかると魚が釣れる!?」第4回開催レポート

2025.10.17

フィッシングのグローバルブランド『DAIWA』を展開するグローブライド株式会社(東京都東久留米市、代表取締役社長執行役員・鈴木一成/以下当社)は、2025年10月12日(日)、大阪・関西万博(日本国際博覧会)の「ジュニアSDGsキャンプ」』において、体験を通じてSDGsについて学ぶプログラムの第4回講演として「理科がわかると魚が釣れる!?」を開催いたしました。

本イベントは、子どもたちの知的好奇心と自然への興味を引き出すことを目的に、当社が独自に企画した、釣りを通じて自然を“知り・考える”ユニークな学びの機会です。

当日は小・中学生とその保護者の方にご参加いただきました。当イベントの講師として登壇されたのは、フィッシングプロアングラーの赤羽修弥(あかばね・しゅうや)氏。長年の釣り体験をもとに、魚の生態や行動のしくみをイラストやクイズを交えながら分かりやすく紹介しました。
「魚がエサに興味をもつきっかけは?」という問いかけには、「好奇心!」と元気よく答えるお子さんも見られ、クイズを楽しみながら学ぶ参加型の講演となりました。子どもたちは考え、発言しながら魚の生態への理解を深め、このような対話が次の創作体験へのヒントにもつながったようです。
後半は、子どもたちの創造力が自在に発揮されるワークショップ「ルアーペイント」を開催。ルアーとは、魚が捕食する小魚や甲殻類などに似せた疑似餌で、世界中の釣り人が関心を寄せる代表的な釣具のひとつです。

講師の赤羽氏から「自然界には存在しないような鮮やかなカラーや魚の形にエビの模様を描くといったユニークな発想のルアー」も紹介され、子ども達は興味津々。前半の講義で学んだことを思い出しながら、魚や昆虫、恐竜、鉱物、乗り物などのさまざまな図鑑を手に取り、釣りたい魚を思い浮かべながら、透明なルアーに自由な発想で色を重ねていきました。カラフルなペンやシール、スパンコールを使ってポップに仕上げたり、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」を描いたりと、一人ひとりが想像力を膨らませながら「世界にひとつだけのルアーづくり」を楽しみました
子どもたちだけでなく、保護者の方も一緒になって夢中になりペイントされる姿が印象的で、釣りを通じて自然への興味や創造の楽しさを感じる一日となりました。

イベントの最後には、参加した子どもたちとその保護者の皆さまに向けて、当社より「自然環境を考えるきっかけ」についてメッセージをお伝えしました。近年、学校教育の中でもSDGsを学ぶ機会が増えていますが、一方で実際に自然の中に身を置く体験は減少傾向にあります。当社では、自然を大切にする気持ちは、自然を“知り”、そして“体感する”ことで育まれるものと考えております。
釣りはまさに自然と向き合うアウトドアスポーツです。刻々と変化する自然の中で魚などの生きものと相対すると、「驚きや感動」、そして「感謝の気持ち」が育まれます。魚を釣るということは偶然ではなく、自然を理解し、自然に学ぶことによって得られる結果です。その過程で自然の厳しさを知り、危険を回避する知恵も身につけていきます。
こうした体験を通して培われる「自然を愛する気持ち」は、やがて自然環境を守る行動につながるものと私どもは考えております。本プログラムを機に「自然を知り、自然を愛する」、その第一歩を踏み出すことを願うとともに、引き続き、このような学びと体験の場をより多くの方々にお届けできるよう努めて参ります。

グローブライドについて

グローブライド株式会社は、DAIWAブランドを擁するフィッシングをはじめ、ゴルフ・ラケットスポーツ・サイクルスポーツ用品の製造・販売を通して、すべての人に自然と触れ合い、一生涯を通して爽快な感動を体感いただく「A Lifetime Sports Company」です。
ライフタイム・スポーツとは、人生を豊かにするスポーツ。
地球をフィールドとする新しいスポーツの歓びを提案してまいります。

本件に関するお問合せ先

グローブライド株式会社 お客様センター
フリーダイヤル:0120-506-204
受付時間:9時~17時(土日祝日、当社休業日は除く)