マテリアリティ 生物多様性保全の推進
サステナビリティ
森・川・湖沼・海保全の促進
現在の取り組み
30by30アライアンスへの参加
グローブライドは、環境省が事務局を務める「30by30アライアンス」に参加しています。
2030年までに生物多様性の損失を食い止め回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、陸域、海域の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする国際的な目標「30by30目標」を尊重し活動しています。
ニッポンバラタナゴの保全を通じた大学研究活動のご支援
- グローブライドは、近畿大学農学部北川忠生教授におけるニッポンバラタナゴ(絶滅危惧種ⅠA類)の保全に関する活動を支援しています。奈良公園周辺地域でのニッポンバラタナゴの発見以降、里山での生育環境の研究や、里山栽培野菜のブランド化(ぺたきん)、猿沢池や周辺環境を調査・保全する「ひとななプロジェクト」等、生態系の保全活動を中心に学生・地域の皆様を巻き込み、持続的に生態系が保たれる環境づくりに着目しています。
森林保全
- 森林の里親制度への参画(CO₂の吸収)
気候変動を防止する観点では、CO₂排出量を削減することに加え、CO₂を吸収することも重要であると考えています。当社では以前より森林の里親制度に賛同し、長野県須坂市にある森林において植樹・維持活動を支援し、森から生まれる豊かな水を守るとともにCO₂の吸収に取り組んでいます。植樹・管理している森林からの吸収量は毎年長野県が検証・算定し、グローブライドに報告されます。
- 業界団体と連携しての保全活動
須坂市で森林管理と運営を行なう一般財団法人仁礼会様の指示の下、2005年に社員が植林をした森林の整備を継続しています。当時植えた木々の周辺に広がる下草刈りに加え、幹となる木の成長のために枝打ちを行い、「これからもすくすくに」と木々の生長を願いながら活動をしています。 新型コロナウイルスの影響で、2020年より開催できていませんが、森林の大切さを伝える啓蒙活動として取り組んでいます。
企業と連携したSDGs研修の実施
- 2020年10月、明電舎が群馬県上野村と連携して実施した同社従業員向けSDGs研修に対し、当社は、釣りを通して自然に触れ合うことをテーマに、同村を流れる神流川での川と魚の観察体験を通して自然との関連性を学ぶ講習を担当・提供いたしました。
当社の講習テーマはSDGsを「文字で知ること」から一歩進んで「体験から識ること」でした。
日常では体験できない自然への触れ合いを通して、自然環境を理解することは、これからの時代において意味のあることと捉え、この活動を継続したいと考えています。
藻場の保全
- 藻場保全の支援と従業員・家族への啓蒙
神奈川県江の島で、海や漁業の大切さを学ぶ体験学習や、海を守るための環境保全活動(藻場保全活動・海底清掃活動など)を行なっているNPO法人 江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクトと連携し、水辺の清掃活動を実施するとともに、磯焼けの問題や、藻場保全活動について講義を頂き、環境問題への意識を高める啓蒙活動を行いました。
これからの取り組み
- 森林保全の拡充
1.森林整備範囲の拡大(CO₂の吸収)
2.水質保全に向けた 取り組みへの参画