マテリアリティ 資源循環の推進
サステナビリティ
サーキュラーエコノミーに向けた
活動の推進
目標
容器包装の削減目標
2030年までに容器包装資材における化石燃料由来のバージンプラスチック使用量 を50%削減する(21Y重量比[国内])
製品の削減目標
各事業分野において、化石燃料由来のバージンプラスチック使用量を削減した製品 を創出する[国内]
現在の取り組み
新素材、再生材活用及び廃棄物削減
- 『ウェアからウェアをつくる』BE
EARTH-FRIENDLY RECYCLE
不要となったウェアをゴミとして捨てるのではなく、回収実施にご協力いただいた釣り具販売店様にお持ちいただき、回収したウェアを原材料として再生する仕組み※1を活用しています。
※1「日本環境設計株式会社」とパートナーシップを組み、回収した全てのポリエステル製ウェアを再生ポリエステル樹脂としてケミカルリサイクルするものです。*ポリエステル以外の素材は、燃料や自動車内装材、その他、コークス原料化法でリサイクルされます。 https://www.daiwa.com/global/ja/be-earth/recycle/
- リサイクル素材を使用したウェア
再生ポリエステル素材を製品全体の重量比で50%(ボタン、ファスナー、縫糸、肩パット等を除く)以上使用しているウェアには、環境配慮しているBE EARTH-FRIENDLY商品として指定しています。
- 鉛バッテリーのリサイクル
鉛バッテリーは、処理できないごみとして指定している自治体が多いためため、継続的・安定的な回収・リサイクルシステムが必要となっていました。 2015年より不要になったダイワ製鉛バッテリーを回収しリサイクルするシステムを継続しています。 https://www.daiwa.com/jp/fishing/news/guidance/1240017_4163.html
プラスチック廃棄物削減の推進
現在の取り組み
化石燃料由来原料の使用量削減
- バイオマス由来の原料を使用したリール
フィッシングリールに東レが開発したバイオマス由来の原料(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)を基とした高性能CFRP材料を活用しました。当社は、今後もプラスチック使用量を削減する取り組みRenewable(持続可能な資源の活用)に向け、適用範囲の拡大や材料技術の研究などを進めてまいります。
LONGBEAM 35(ロングビーム 35)
CALDIA(カルディア)
- 廃棄漁網に新たな価値を生み出したウェア
海洋環境の悪化を大きな課題ととらえ、既に使われなくなった漁網に着目し、これをアパレルアイテムに生まれ変わらせ、廃棄される漁網に新たな価値を生み出したウェアを展開しています。
- バイオ素材を活用した釣糸スプール
釣糸は、従来からプラスチック製のスプールで保管しており、使用後のスプールは不要となり廃棄されます。プラスチック使用量を削減する取り組み「Renewable(持続可能な資源の活用)」として、釣糸「X’LINK磯」において、海洋生分解性樹脂「NEQAS OCEAN」を採用しました。
今後も適用範囲拡大に向けて検討していく予定です。
グリーンファクトリーの推進
現在の取り組み
化学物質排出量の削減
- 微生物利用による洗浄廃液ゼロ
これまで脱脂洗浄工程で使用していた洗浄液は、定期的な液交換を必要とし、洗浄廃液は水質汚濁防止法で定められたBOD、COD基準値を超えるため、産業廃棄物処理(年間約1500L)を行っていましたが、微生物を利用した洗浄液再生システムを導入することで、洗浄廃液ゼロを実現しました。
ゼロエミッションの推進
- 産業廃棄物の発生抑制や再資源化の推進
2003年度から単純焼却・単純埋立を限りなくゼロにすることを目標として『ゼロエミッションへの取り組み』を実施してまいりました。そして廃棄物の発生抑制や再資源化の委託先調査などを行った結果、2005年度にゼロエミッションを達成、現在もゼロエミッションを維持しております。
<ゼロエミッションの定義>
製造工程から発生する廃棄物の再資源化率を98%以上とする。
これからの取り組み
重要テーマサーキュラーエコノミーに向けた活動の推進
- 新素材、再生材活用及び廃棄物削減
1.ウエア回収対象商品の拡大
2.ウェアからウェアへの商品展開拡充
3.プラスチック代替素材の選定及びプラスチック含有量削減可能製品の洗い出し - 製品リペアサービスの拡充
- リサイクルが容易な新素材・製品構造の研究
プラスチック廃棄物削減の推進
- 廃棄漁網再生素材の商品拡充
- 化石燃料由来プラ容器の使用量削減
- マイクロプラスチック問題解決の推進
1.生分解性プラスチック素材の研究
グリーンファクトリーの推進
- ゼロエミッションの拡充
1.グループ関連会社の廃棄物の発生抑制や再資源化の推進